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WBC関連単行本で1番です ![]()
この本の存在を知って渋谷などの大型書店に買いにいきましたが置いてなくてこちらで購入しました。
高代コーチは昨年までドラゴンズのコーチを務め、残念なことに解任となりましたが、それがあったからのWBCコーチ。お人柄がしのばれる人情味あふれるタッチで、WBC、サムライジャパンのはじまりから決勝戦までが綴られています。既に他のコーチの本も読みました。だいたいそこには途中でご自身の経歴を披露する章もあったりします。申し訳ないのですが、WBCを追体験したくて読んでいると、その辺りがくるとテンションが下がります。しかし高代さんのこの本は、グラウンドのみならず、お1人で飲みに出かけた話などの細かいエピソードも含めて、自分もアメリカにいるような、心地よい妄想も膨らんでいきます。
WBCの体験を持って高代コーチは、来シーズンどこかの球団で現場復帰されるよう願ってます。その時は、WBCの規定だったそうですが、ヘルメットをかぶって三塁コーチャーをやってください。WBCでは、その風貌から、かつてヤンキースにいた名物コーチ、ドン・ジマーさんを彷佛とさせましたから。
「その場」にいた人物にしか書けない臨場感 ![]()
「その場」にいた人物にしか書けない内容で、実に面白かった。
特にイチローについての、
「神が舞い降りたのではない。イチローが神を引っ張り舞い降りさせたのだ」
というコメントは、間近で見ていた人にしか語れない万金の重みがあります。
非常に貴重なWBC体験記録です。
やや「とってつけた」ようなタイトルにメゲずに、ぜひ手にとって読んでみてください!
日本人であることの嬉しさ ![]()
WBC決勝の日韓戦は、見ていてもずっと心臓がバクバクする試合だった。この一試合に勝つか負けるかでその後の野球や韓国に対する印象が大きく変わるとわかっていたし、実際に一点を争う接戦になったからだ。
そして9回の表、日本はチャンスで得点できずに一点差で9回の裏へ。そこで同点にされ、完全に負けパターンになってしまった。
しかし、ダルビッシュは逆転は許さなかった。そしてついに、イチローの歴史的なヒットで日本が優勝を決めた。いつ思い出しても嬉しさの甦る、最高の勝利が生まれたのだ。
本書は、その優勝メンバーが初めて書き残した本である。高代コーチは、内野守備・走塁・三塁コーチとして大きく貢献した。一流の選手ばかりとはいえ、コーチやスコアラーやトレーナーの仕事は本当に多かったのだなあ、と本人の記述により納得した。外国のチームと外国で戦う難しさ、負ければ終わりのプレッシャー、過剰なほどの注目と期待。それらを乗り越えるには、選手以外の力が必要だった。そして日本代表には最高のメンバーが集まったのだ。
本書は、中日のコーチだった高代さんがクライマックスシリーズで巨人に敗れ、その日のうちに退団を言い渡されるところから始まる。その二日後、敵だった原監督から電話を受け、代表コーチを依頼される。そして、キャンプ初日からイチローを中心とする団結力と競争心に驚かされる。
代表チームは、このようにドラマティックに出来あがっていく。最高のメンバーが集まり団結したのだから、優勝は当然だと言えるかもしれない。しかし優勝するまでには、不思議なほど多くの困難が待ち構えていた。チーム内にいた者しか知らない軌跡を、本書で多くの人に知ってもらいたい。特に決勝戦の厳しさは、改めて思い知った。それだけに、優勝した後の描写は高代さんと共に喜べるのだ。
また、韓国は世界一になるべき国ではなかったことも改めてわかった。韓国応援団の日本選手への汚いヤジは、朝鮮民族の野蛮さと卑劣さを露呈しただろう。その韓国を日本が粉砕して頂点に立った、それがさらに良い思い出となったのである。
WBCの熱い闘いがよみがえる! ![]()
一気に読んでしまいました。
日本代表と韓国代表の闘いを僕は職場近くのラーメン屋さんで見ていました。
あの時の感動、ドキドキした緊張感、応援する心のキモチがまざまざと甦って来ましたよ!
選手がこんなことを思っていたのかとか、この闘いのためにどんな準備をしてきたのかなど、
コーチの立場から振り返って記したこの本。最高です。
やはりプロとなって一流のパフォーマンスをし続けている彼らは凄いの一言。
著者の高代さんが語った言葉が胸に刺さります。
「彼らは決して天才ではない。努力を惜しまぬ天才である。」
野球ファンならずとも、あの闘いを見届けた人ならばきっと楽しめる本だと思います。
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