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太極拳って難しい! ![]()
太極拳理論の要諦−一通り読みましたが、はっきりいって「難しい」です。推手をしたことが無いので、読んでいても理解できないところが多い。理論も言葉は理解できても、中身がいまいちわからず、余計に套路の時に悩んで、迷ったりします。もう一度読み直して、誰かとこの本の内容について話し合いたいです。著者の銭育才先生に教えを請いたいと思います。
今一度、すべて太極拳愛好者に ![]()
2000年初版発行「太極拳理論の要諦―王宗岳と武禹襄の理論文章を学ぶ」の新装丁版です。今回私は保存版に1冊買ってしまいました。
この本は太極拳の経典と言われる「王宋岳」と「武禹襄」の理論文章を解説したものです。套路の説明はなく、どの太極拳にも共通する教え(「虚領頂勁」「気沈丹田」「黏と走」「鬆静」等)が解説されているだけです。
しかしそれらの実践は一朝一夕ではできず、人に伝える事は困難を極めます。それが誤解と軽視の元となり、太極拳の真髄に届かず終ってしまう人がいる。著者はそれが残念でこの本を書いたとあります。
その困難を自分の身体で実証し、さらに経典に戻って検証していく作業の中で得られたエッセンスを書いたのが本書です。
内容の1例を上げると、太極拳を始めて20年余りで「虚領頂勁」が分かっていないと指摘された著者は、経典に戻り10余年かけて真意を探ります。それが4ページ半にわたり書かれています(著者は回り道と自嘲)。
著者はロシア語翻訳家の中国人で、日本語もできます。言語のプロだけにロジックは緻密で、「経典」「著者」「読者」の関連を説明してから、どのような誤解が生じやすいかを28ページも説明しています。ただ時間がない中の執筆で全体の構成に少々まとまりが無く、日本語のプロではないので違和感の有る文章がありますが、内容はそれを問題としないレベルです。昔の中国語を読めない日本人が、現在刊行中の書籍でその神髄に近づける一番の本と思います。
以前に日本で指導された著者には未だ熱烈なファンもいるようです(近々では学研の「古伝武術でカラダ革命 7つの法則」のP83に記事がありました。この本の後半は中国拳法の名人を紹介していますが、その中に前後の脈絡無く1ページだけの著者への訪問記が載っていました。名人として特集されるのは辞退された著者に対し、編集部の残念の結晶が中途半端な記事になったように見えました)。
太極拳の真髄に触れたい方、内家拳の不思議を探している方、この本はバイブルと思います。
(初心者では理解できる内容は限られますが、どのような道筋が待っているかのイメージが得られると思います)。
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